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coLinux(windows上でLinux)  2013年2月

windows上でLinuxを動かす必要があって、そのときのcoLinux導入のメモです。
ただし、導入したLinuxはFedora11です。





●coLinuxのインストール
ダウンロード。
http://www.colinux.org/
"Downloads"というリンクをクリック。
Download coLinux-0.7.9.exe (7.3 MB)をクリック。

インストール
ダウンロードが完了したら、exeファイルを実行。
途中の選択画面で、"Root Filesytem image Download"のチェックをはずす。(チェックしたままだと、必要のない古いイメージファイルを取得してしまうらしい。)
インストール先の指定は、"c:\coLinux"にするのがよいみたいだ。

●Fedoraの仮想イメージファイルを取得する
http://www.colinux.org/
"Downloads"をクリック。
Images 2.6.x Fedora → Fedora 11 → Fedora-11-20090919.exe
ダウンロードが完了したら、c:\coLinux\Linux\Fedoraフォルダを作成し、ここにexeファイルを移動。
exeファイルを実行すると、同じディレクトリに解凍される。

fedora.confを変更。
kernel=vmlinux
initrd=initrd.gz
cobd0="c:\coLinux\Linux\Fedora\fedora11.img"
cobd1="c:\coLinux\Linux\Fedora\swap512m.img"
cofs0=c:\
root=/dev/cobd0 ro
# mem=256
# cocon=120x40
# eth0=slirp,,tcp:5901:5900
eth0=tuntap                   ←後述
# eth1=pcap-bridge,"Local Area Connection",,
# eth2=tuntap


●coLinux上でFedoraを起動してみる
コマンドプロンプトで、
> cd c:\coLinux
> colinux-daemon.exe @Linux\Fedora\fedora.conf
ログイン root パスワードなし

コントロールパネル>ネットワークの設定を開くと、例えば「ローカルエリア接続4(TAP-Win23 Adapter)」が使用されたことがわかる。×が消える。

●ネットワークに接続(TAPによるNAT接続)
ネットワークに接続するには、Slirp、TAPドライバ 、pcap-bridgeの3つの方法がある。
ここでは最も高速かつ安定したTAPによるNAT接続を採用する。
NATの場合は既存のLANとCoLinux側は互いに独立したLAN(サブネット)であると考える。そのため既存のLANが192.168.7.x だとすると、CoLinux側を同じサブネット192.168.7.x のネットワークにすることは出来ない。

@確認と必要なら設定の変更
コントロールパネル>ネットワークの設定を開く。例として、"TAP-Win23 Adapter"のネットワーク接続に「ローカルエリア接続2」、 「ローカルエリア接続4」等があるとする。
このようにTAP-Win32のアイコンが2個ある場合は (coLinuxを同時に複数立ち上げる場合も)、coLinuxの設定ファイルにTAP-Win32のアイコンの名前を指定することになる。そのためにはアイコンの名前を半角英数字に変える。ここでは、「ローカルエリア接続4」を「TAP」に変更する。
次に、 coLinuxの設定ファイル(c:\coLinux\Linux\Fedora\fedora.conf)のtuntapの部分を以下のように書き換える。
eth0=tuntap,"TAP"

TAP-Win32のアイコンが1個の場合は、自動的に識別されるのでこのような必要はない。

Aインターネット接続の共有設定(windows)
普段インターネット接続に使っているNICをいったん無効にする(「ローカルエリア接続」を無効する)。
無効にしたそのNICのプロパティを表示する。
「インターネット接続の共有」にチェックを入れる(NATの設定)。
ホームネットワーク接続で「TAP」(旧ローカルエリア接続4)を選択する。
設定が終わったら、再びこのNICを有効にする。

B「TAP」(TAP-Win23 Adapter 旧ローカルエリア接続4)の設定
「TAP」のプロパティを開く。
TCP/IPのプロパティを開く。
IPアドレスに"192.168.100.1"を入力、サブネットマスクに"255.255.255.0"を入力。
(もし192.168.100.*が既存のLANで使用されている場合は、まだ使われていないIP帯域のものを入力。)

CC:\windows\system32\drivers\etc\hostsファイルの編集
hostsファイルを修正して、coLinxのホスト名とIPアドレスを追加しておく。
192.168.100.2 colinux

DFedoraの設定
/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0ファイルの編集(# vi /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0)
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.100.2
NETMASK=255.255.255.0
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet


/etc/sysconfig/networkの編集
NETWORKING=yes
HOSTNAME=colinux
  (localhost.localdomainを書き換える)
GATEWAY=192.168.100.1


/etc/hostsの編集
127.0.0.1 localhost
192.168.100.2 colinux


/etc/resolv.confの編集
nameserver 333.333.333..210  自分のDNSサーバー、もしくはプロバイダー
nameserver 8.8.8.8

8.8.8.8は、これはGoogleが提供してくれているDNSサービスのIPアドレス。
しかし、再起動するとresolv.confに書き込んだこれらの設定は消えてしまう。原因不明。fedora11のバグのようだ。

Fedoraを再起動
# shutdown -r now

サービスの状況を調べる
# chkconfig --list
networkが自動でONになってないことがわかる。
sshはOK。
networkサービスを起動する。
# service network start
PC起動時に、自動で起動するようにしておく。
# chkconfig network on

テスト
# ifconfig -a  デバイスの表示。
# ifconfig  eth0とloの2つ出力があることと、 eth0のinet addrが192.168.100.2であればOK。
# route   defaultで始まる行のGatewayの列が192.168.100.1であればOK。

以下はwindowsのファイアウォールを無効にしてテスト
# ping 192.168.100.1
# ping google.com

●VNCとX Window Systemのインストール(coLinuxをビジュアルにする)
インストール状況の確認
# yum list installed
インストール(/etc/resolv.confの再設定をしておく。必要ならwindowsのファイアウォールも無効にしておく。)
# yum install tigervnc  これは必要ないかもしれない。
# yum install tigervnc-server
# yum install x11vnc  これも必要ないかもしれない。
# yum groupinstall "X Window System" "GNOME Desktop Environment"

上をインストールすると次に起動するとき、ファイアウォールや時計などの各種設定画面がでてくるが文字化けしているので、とりあえずF12キー(次に進む)でクリアしておく。

rootのパスワードの設定(設定しておかないとputtyやwinSCPなどのssh接続ができない)
# passwd root
ここではとりあえずパスワードをrootにしておく。

VNC設定
/etc/sysconfig/vncserverの編集(編集はwinSCPで簡単にできる。)
VNCSERVERS="2:root"
VNCSERVERARGS[2]="-geometry 1680x1050 -nolisten tcp"
   「-nohttpd -localhost」を削除

パスワードの設定(VNCサービスの起動する前にやっておく。)
パスワードの設定がないとVNCサービスが起動されないので注意。
まず接続したいユーザーでログイン(ここではroot)。
以下のコマンドを実行。
# vncpasswd
おなじみ2回入力。(ここではvncrootにしておく。)
~/.vnc/passwdができる。

VNCサーバーを起動
# service vncserver start
自動起動に設定
# chkconfig --list  調査
# chkconfig vncserver on

/root/.vnc/xstartupの編集。
#twm &  ←最終行をコメントアウト
exec gnome-session &  ←この1行を加える

# service vncserver restart

VNCビューワ(windows)で接続してみる
VNCビューワはhttp://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/net/network/より、「RealVNC日本語インストール版 4.1.2」をダウンロードして利用するとよい。
接続 192.168.100.2:2
タイムアウトで繋がらない。fedoraのiptableが原因。

/etc/sysconfig/iptablesの編集(以下を追加)
-A INPUT -i eth0 -s 192.168.100.0/255.255.255.0 -j ACCEPT

# service iptables restart

colinuxは、現在のところUSB等はサポートしていないようだ。



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